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就職によって何を得るのか

このドキュメントの目的:2021年の就職を控え、2月から本格的に就職活動を指導し始めた。

このタイミングで、就職をすることとによって得るものを言語化しておく。いつものようにパブリックに文書を残すことによって、対自分/対外に向けて思考が整理される。

また、ポータルに見返せるというところも副次的な目的と据える

 

 

このタイミングでなぜ就職するのか

まずはこの問いから答えたい。

2年の休学を経て、就職をしないという選択や事業を作るという選択も考えた。

https://shortcat.hatenablog.com/entry/2019/12/31/163127

この記事にも書いている。問いのストックはあるのでまた更新しようと思う。

 

 

様々な選択肢を検討しきったと考えている。この2年間は決して無駄ではなかったと胸を張って言える。

 

そうしたときに、自分が目指すべき未来と現状のギャップを埋めるために最も最適な選択肢が就職だと考えた。

 

起業をして、最も苦しんだのは施策の評価ができないこと。知らないものに対してはどうしても既成概念で捉えてしまう。ビジネスセンスというものかもしれない。

そういったものが、欠けていた。欠けていても、情熱でなんとかする起業家はいるが、そういうスタイルではないと気づいた。

 

自分が取るべき戦略は、プロダクトを先に作って、それを元にユーザが集まり、仲間が集まる、という戦略かもしれないと今は思っている。

 

なぜか。

 

一度、後輩の女の子に言われた言葉。「下釜さんは、旗を立てて進むリーダーというより、気づかないうちに全体の場を作って、なんというかこう、手のひらで転がしてる感じ?を作るのが得意だと思う」

 

何もない広っぱに旗を立てて、みんなを鼓舞して進むというタイプではない。

プロトタイプを作って、最初のユーザを集めて、それを売り込むスタイルでやる。それがそういう場を作るというスタイルなのだと思う。

 

 

そういうわけで、就職するという選択を取るし、その理由はプロトタイプを作ってグロースさせていけるようになるというのが1番のやりたいことだ。

 

どこを目指して就職するのか

 

この問いは、どの会社に入るのか、ということではない。

 

そうではなくて、就職自体が自分にとっては手段と考えていて、それはどういう目的の元に就職をするのかということだ。

 

 

自分が目指すもの、それは「想像以上」に拘れる哲学・組織・文化を死んだあとも残すこと、これが最終ゴール。

 

そのために、事業を作る。想像以上の社会実装をし続けていけるように。

 

だから、独立が前提のキャリア選択になると考えている。

 

 

なぜ独立をしたいのか

これには二つの理由がある。

まず一つは、上でも述べたように、「想像以上」に拘れる哲学・組織・文化を死んだあとも残したいから。

 

何がしたいか?という質問は、自分のやりたいことに対してのコーチング・ファシリテーションとしてよく問われる。

 

その質問に対して、答えるのが難しいと考えていた。その理由は、「自分が受け取りたいこと」と「自分が与えたいこと」が混ざっているから。

 

そう考えたときに、自分が与えたいこと、それは想像以上を作ること、だった。

 

誰かにサプライズをするのが好きだったりするし、何かを作っているときに拘ってしまうのはどう考えても想像以上のものを作りたいと考えるからだと思っている。

 

だから、自分が社会に与えたい価値として思っているのは「想像以上を社会に」実装することで、それを実現するには独立をする必要があると考えているから。

 

なぜ独立か、というと、こだわり切れるからが答えだと思っている。

なぜこだわり切れるか、というところは、次の二つ目の理由がかかっている。

 

もう一つの理由は、4つの自由を手に入れるため。

4つの自由、というのは「時間・お金・人・仕事」を自由に選択できるのが経営者だ、と人間的に一番成長したと感じているインターン先の社長が行っていたから。

 

自由、というのは責任の裏返しという意味の自由で、自由奔放勝手気ままと言うことではない。

 

その4つの自由があるから、こだわりを持てる。特に仕事を自由に行うというのは、すきなだけ拘れるという意味の同義だと考えてる。

 

 

この挑戦は、今もなおしていると考えている。しっかりと設計をした独立は、残りの人生を豊かにすると信じているし、その後の世界も豊かにすると考えている。

 

だから、僕は独立前提の就職をしようとしている。

 

 

 

28歳の時点で何が必要なのか

28歳というのは、ぼくが独立をする年齢だ。これは決定事項。

簡単に僕自身のストーリーを書いておく。

 

24歳。ITベンチャープロダクトデザイナー

25歳。スタートアップで副業をする。無理なら本業にフルスイングをし続ける

26歳。スタートアップに転職する。PMとしてプロダクトのグロースをなんとかする。

27歳。個人開発を本格始動。最初のユーザをオンボード仕切る。

28歳。独立。

 

もっと詳細に決めているが、今回の本筋とずれるので割愛する。

 

そういう意味で、28歳の時までに何を持っておくべきか、というところを言語化した。

 

・覚悟と信念→「これを、やる」という強い意志

・背中をまかせれる仲間→ビジネスサイド、エンジニアリングの3人

・なんとかする力→これまでに超えたハードシングスの数

・ユーザオンボーディングをしているプロダクト

上から順に土台と考えている。

 

 

最後のプロダクトに関してはもっと分解が必要なことはわかっている。だが、現状で解像度が低い。何が必要なのかというものが、検討もつかないというのが本音だ。

ここを言語化するのは、インプットではなく、アウトプットだと考えているつまり、立ち上げ→グロースの流れ。

 

だからこそ、スタートアップで働きたい。立ち上げ→グロースを経験できるかが自分にとっての分岐になる。

 

28歳の時に振り返って良かったと思える経験に

28歳の時に、あの時あの会社に入って良かったと思える選択をする。

社会人として、人としての礎ができている。それが経営の土台になるから。

 

やはり入社する会社の理念・カルチャー・哲学に共感できるところがもっとも大事で、それをあぶりだせる質問をすべきだ。

 

多様化していない会社に入るべきかもしれない。薄まっていない、原液のようなカルチャーが存在している会社に。

 

強烈なカルチャーを有しているところに入るべきか。

 

 

28歳になったときの自分の当たり前を、今選ぶという感じ。

 

発揮するバリュー

・挑戦する姿勢

失敗を恐れない精神という言葉があっているかもしれない。

これによってプロダクト上で成果を出したというものは

 

・目の前の課題を見抜く力

 

・運用前提の設計

 

最初の一年で何を得るか

ようやくこの辺から、タイトル/主題の『就職によって何を得るのか』の解になってくる。

 

まず、最初の一年。どうやら多くはUIグラフィックの作り込みが多いようだ。

自分もそのセオリーに則る必要があると考えている。まずは守の徹底。それがUIグラフィックの作り込みによって見えてくるものがあるのだと思っている。

これは書いてて違うと思った。もう一度ここを深掘りする。

https://note.com/taketetsu1982/n/n66d1abd5086b

この記事がよかった。そもそも最低限デザイナーとして戦う上でグラフィックの作り込みができることはマストであると思った。

Basic Design。つまり基礎。その基礎を徹底していくことが大切であるため、1年目は徹底的にUIグラフィックを作り込めるようになる。

 

2年目の終わりにどうなっておくか

2年目というのは、自分の中で区切りだ。理由は、3年目にスタートアップに転職をしたいから。

そういう意味で、2年目の終わりにはスタートアップに転職してもバリューを発揮できる状態になっておく必要がある。

 

2年目の終わりに、会社/プロダクトのゴールを実現できるデザイナになっておきたい。

PMとして成功を「なんとかする力」を培っておきたいということだ。

 

 

 

どのように働くか

どのように働くか、というところを設計するのは案外難しいと思っている。理由は、外的要因が大きいから。

その会社の勤務形態や文化によって大きく左右されるため、この段階で決めきるのは難しいと考えている。しかし、ある程度コントロールできる部分もある。

 

それは、時間の使い方。無形資産の運用だ。

 

最初の2年間は命を削るくらいに働きたいと思っている。

1日14時間働いて、土曜日に仕事を持ち帰る。14h×6×52週。合計で4368時間働くことができる。

 

また、どれだけ経済面が厳しくとも会社の近くに住む。

とにかく時間を経験とスキルに変換する。

 

逆質問

上記のことを考えると、自ずと逆質問が思い浮かぶ.

基本的には会社で働いている社員しか知り得ないことを聞く。

・会社として1年、3年で目指しているゴールはどのようなものか。

→ゴールが具体化されているか、共有されているか、浸透しているかを知る。

 

・なぜ入社したのか、もし入社する前に戻るとすればもう一度入社するか、その場合、その理由はなぜか。

→その会社で得られた特徴的な何かを知るため。

 

・入社する場合に覚悟しておくべきこと

→その人が思う、その会社の最大限よくない点を知るため。

 

・理念にまつわる質問

→理念の浸透度を図る。

 

・休みの日、2,3年後のことをどれくらい考えるか。

→長期で考えるというカルチャーがあるか。

 

人を前進させるサービス

自分が携わるプロダクトは、人を前進させるサービスにこだわりたい。

ソシャゲのように、その人が払ったお金以上の対価をしっかりと提供できているのかが不明なサービスは作りたくないなと思う。

 

そういった意味では、vtuberとか、Live配信とかは、自分が作るべきではないかと思っている。

 

 

まとめ

ざっくりと思考を整理できた。

 

就職する理由:プロトタイプを作れ、グロースさせていけるようになるため。

何を目指して働くか:28歳での独立。「想像以上を社会に。」実装していける力と4つの自由を得るため

 

最初の1年で何を得るか:プロダクトデザインの基礎であるUIグラフィックを習得する。目安はUI関連の知識を見たときに「そうそう。」と受け取れるレベル

 

2年目で何を得るのか:デザイナーとして会社/プロダクトのゴールをなんとかして成功させる

 

会社選びの軸:

・伸びている会社。目安は年20%。

 →伸びているところにはプロダクトを伸ばした人とノウハウがあるから。また、伸びるから裁量が増えていく。

 

・会社のゴールが従業員に具体的に落ちている。

 →2年目の目標はゴールを実現するという文化のある組織であることが最低条件だから。

 

・人を前進させるサービス

 →使うことによってユーザーが前進するサービス(時間ができる、生産性が向上する、など付加価値を産める)。逆にソシャゲとかライブ配信,vtuberは事業として面白いがぼくがやる必要はないと思った。

 

・デジタルプロダクトのデザイナはマスト。

 →自分のビジョンから考えるとマスト

 

・BtoB、BtoCのこだわりはない。

 →体験を作るという本分において共通だからというところと、今の段階では判断できないというところ。