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頑張らないために、頭を使ってます。

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大学生のうちにやっておくべきこと

「大学生のうちにやっておくべきこと」

そういう主題でかかれた記事はやまほどある。 

 

しかし、なんのためにそれをやるのか?が抜けている。『社会人になってから「やってれば良かった」と後悔しないために』なんてなんの価値があるんだ?後悔するからやる、なんて資本主義の奴隷。

だれかの後悔なんて自分には当てはまらないから。

 

僕の考えはこうだ。

 

 

これまでの学校教育で詰め込まれ洗脳された常識をぶっ壊し、自分だけの価値基準を持つための期間。

 

それが大学生活だ。

 

常識を壊すこと。それは、非常識に振舞うことではない。

世間の常識を鳥瞰しながら、自分はどういう選択を行うか、それを決めれるようになる。

 

僕は就職活動において、これほどまでに「終身雇用はもう保てない」と言われているのに、安定を求めて大企業への就職を望む大学生が多くて驚いた。

それは、今年度における大学生のほとんどがいまだに「大企業に就職することが安定である」との常識を持っているということだ。

 

だが、それはもう違う。明確な目的があって大企業に就職するなら話は全く違うが、「安定」というブラックボックスに包まれた超抽象的な言葉で自分のキャリア選択の軸にしているのだ。

 

それが常識の怖さ。いや、常識を鳥瞰できない怖さだ。

 

そんな常識を、君たちには鳥瞰した上で、自分の価値基準を持ってほしい。

そのためにできること。それが、これから述べていく「大学生のうちにやっておくべきこと」だ。

「常識を壊すために行うこと」と言い換えても良いだろう。

 

本を読む

本を読もう。できれば4年間で1000冊くらい行って欲しいところだ。

 

何を読めばいいか。

 

一番良いのは、ニーチェ司馬遼太郎などの古典と呼ばれる本だ。しかし、これまで読んだことがないのに読めと言うには難解すぎる。

 

最初は『成功する人が〜』というタイトルが書かれている自己啓発本でいい。

手始めにこれを100冊くらい読んで欲しい。ブックオフ古本市場、メルカリを利用すれば100冊買っても3万円程度だろう。

 

おすすめは、『金持ち父さん貧乏父さん』『ユダヤ人大富豪の教え』『ポジティブの教科書』。

 

ポイントは、本気で読むこと。読んで、実行できそうなものから実行していくこと。

 

自己啓発本を読むとどうなるか。

自己啓発本に書かれていること。それは「投資をしよう」とか、「自分を認めてあげよう」とか、「早起きしよう」とか。

お金持ちの習慣と銘をうったアドバイスがあり、読んだあと、無性に行動したくなったりモチベーションがグンと上がる。炎が燃え上がる感覚に満ち溢れ、全能感が体をまとうだろう。

しばらく、しばらく時間が立つと、その炎は消えている。

そして、その自分に嫌気が差す。

 

 

ここまでが1セットだ。こんなことを100回繰り返すことになる。

 

するとどうなるか。

 

自分の中の常識が綺麗に崩れ去るのだ。

 

イキイキと仕事をしていたり、自分で事業を起こしていたりする人は、当たり前に読書するし、テレビなんか見ないし、友達との飲み会なんてほとんどいかない。愚痴は言わないし、毎朝7時に起きてちょっと遅かったなと思う。インスタもほとんど更新しない。だらだら生活しない。休日に気づいたら16時回ってて絶望、みたいなことはかれこれ3年近くやっていない。毎月自分への投資を所得の3割程度は投資しているだろう。

 

 

しかも、これは意識していない。頑張るぞ!ってやってない。当たり前なのだ。

 

 

だけど今の君は、テレビを見ているかもしれないし、もしくはyoutubeで誰かの配信を毎日2時間近く見ているだろう。友達との飲み会も週一回、少なくとも月一回はあるのではないだろうか。

休日、学校がない日はどう過ごしてる?有意義に使っているだろうか。多くの大学生は無為に過ごす。

夜の20時くらいになって気持ち程度の筋トレを行って1日が終わる。

唯一の有意義な行動で自分を納得させ、おナニーして終わる。

 

そんな休日を過ごしていないだろうか。

 

 

そんな生活から脱するために、自己啓発本を読もう。読んで、熱狂して、燃え上がって、いつか火が消えている。そんな自分に落ち込む。

 

 

だが、それを繰り返せ。100回繰り返せ。そうしたら振り返った時に、20時に筋トレして喜ぶ自分がいつの間にかいなくなっている。

 

 

自分の中の常識がなくなってくる。本当だ。僕が保証する。

 

そして、自分のなかで常識が崩れた。そう感じる目安は友達が少なくなってきたとき。君の読書は次のステップに進む。

 

読んで実になる本を読み始めるべきだ。『サピエンス全史』『暴力の人類史』『

1493――世界を変えた大陸間の「交換」』

この辺りがおすすめだ。文化人類学と呼ばれ、自分たち人間-ホモサピエンス-の歴史を知ることができる。

 

歴史と言っても、学校で学んできた歴史とは180度違う。

学校で学んできた歴史は点であるなら、文化人類学の歴史は線だ。これまで断片的に学んできた歴史がつながる感覚を持てる。

 

そうすると、人類はどこへ向かうのか。線で考えることができる。

 

それが、教養だ。自分で考える頭を持てるようになる。

 

インターンをする

インターンをしよう。どんな業種、どんな職種でもいい。社会とつながり、価値を作り出すことに頭を使うこと。その経験は後から生きる。

 

ただ、どこでもいいわけではない。一つだけ条件がある。それは、給料をもらえるところでインターンをすること。最低賃金の時給を支払えるところだ。

 

なぜか。自分の生活が困窮するから。それもある。

 

しかし1番の理由は、給料を貰わなければ、責任が発生しないから。

 

 

無給で働いて、あるいはフルコミッション制と銘打ちながら時給換算で最低時給をクリアすることが過度に困難である状態のまま働くと、責任が発生しない。

 

 

雇用側、労働者側双方に、経済学的な「そこで働く理由」がないのだ。

その時間を投資として、将来の賃金増加と考える見向きもあるかもしれない。

 

しかし、給料を貰わないということは、責任の発生しない仕事を行うわけだ。

 

例えば、インターンの内容がテレアポで、一日中かけて1件もアポイントが取れなかったとしよう。その時に会社が被るコストは?ほとんどゼロだ。かかっても電話代と機会費用くらいだ。

 

それに対して、会社側はそれを解決しようとするか。

言い換えると、「有給インターンであった場合に発生していた賃金分のコスト」がかからない無給インターンに対して、指導/教育するか。

 

答えはNOになる。なぜなら取り返すべきコストが会社には発生していないから。

 

 

これが無給と有給の差である。

無給の場合、あなたを教育する必要はないのだ。

 

絶対に、有給インターンとしてお金をもらう。そうでなければ絶対に成長できない。

 

起業する/1円でも自分で稼ぐ

起業をすべきだ。法人は作らなくても良い。とにかく、1円でも自分で稼ぐ経験を持つことが大事。

 

どんな形でも良い。イベントでも良いし、アフィリエイトでも良い。収益の大小とか、継続性とかは一旦気にしなくても良いから、1円でも稼いでみること。

 

初めて気づくことがある。1時間働いたら当たり前に1000円入ることのありがたさに気付けるかもしれないし、自分で稼いだ3000円で飲みにい居酒屋のうまさかもしれないし、稼ぐ面白さかもしれない。

 

そこに行けば、何を感じるかわかる。だからこそ、1円でも稼いでみる。

 

1円稼げたら、次は10円、その次は100円、その次は1000円、10000円、100000円と、その額を高めていくといいだろう。

 

その試行錯誤のプロセスで得られるものは学校やインターンじゃ学べないモノになるはずだ。

ITリテラシーをつける

ITリテラシーをつけることは、本当に大切だ。

社会人になってから、ローカルストレージのファイル整理を覚えるようじゃほんとうにきついと思う。

貴重な新卒一年目とか、若いうちにそうしたオペレーション上の事務作業で時間を取られるのはもったいなさすぎる。

 

大学生のうちに、PCで大抵のことをできるようにしておくべき。プログラミングなんてできなくても良いから、エクセルとかパワポとかで難なく新しいファイルを作れるとか、そういう小さなことで良いからできるようになっておくべきだ。

 

友達を捨てる/友達を作る

友達は捨てよう。

これまで普通に生活していてできた友達は、普通に生活している。

普通に生活している友達と一緒にいても得られるものはあまりない。

 

むしろ、怠惰な生活が当たり前になってしまって、自分の市場価値を下げることになる。

 

だから、友達は捨てて欲しい。無視する必要とか、「明日から友達じゃねーから!」とかいう必要はない。

 

そうじゃなくて、捨てるには、その友達と一緒にいる時間を少なくすること。そのためには、新しい友達を作ることが一番効率的だし、合理的。

 

コミュニティを見つけることがその手段として一つあげられる。

 

イベントサイトとかで探してみたり、学生団体に入ってみたりすれば、気づけば友達が一掃される。

 

でも、ごく稀にそういうことをしても一掃されない、なぜか残る友達がいる。

 

そういう友達こそ、親友なんだ。面白いことに、そういう友達は、コミュニティとか学生団体では見つからない。

 

普通の生活をしていて出会った中で、友達を捨てようと思った中でも残る友達。それが親友。

 

 

友達を捨てて、親友を作ろう。

 

ナンパをする/知らない女とセックスする

ナンパをしよう。知らない女とセックスをしよう。

 

童貞ならすぐにでも捨てた方がいい。風俗でも良い。風俗で捨てたら、ナンパをして、知らない女と金銭的なやりとりを介さずセックスをするんだ。

 

ナンパなんてしたくない。。。そう思っているうちは常識を捨てれていない。

 

 

常識を捨てるんだ。世の中の基準で自分を図るな。ナンパはその際たる例だ。

 

ナンパで普通にセックスできるようになると、学校や仕事で女の目を気にしなくてよくなる。

コミュニティの中で女に好かれる必要がなくなるんだ。だから、自分のやりたいことに集中できる。

そうなると、周りの男から頭ひとつ抜けることができる。

 

基本的に周りの目が気になるのは、女不足から生じている。自分がミスしたりマイナスな行動を行うと女の評価が下がり、セックスから遠ざかる(ように感じる)からね。

 

だが、ナンパによってセックスしたり、セフレをつくれるとセックスの価値が相対的に低くなる。

 

そうなると、学校や職場、バイト先での女からの評価なんてどうでも良くなる。

その段階になって初めて自分のやりたいことに打ち込めるんだ。

 

マジでいいぞナンパは。ほとんどの人が知らないけど。

ヒッチハイクする

ヒッチハイクをしよう。

 

ヒッチハイクの良いところは、絶対に生涯にわたって話の種になるんだ。

 

ヒッチハイクをしたことがない人に対しては、ヒッチハイクがどんなものかということを話せるし、ヒッチハイクをしたことがある人はしたことがある人だけがわかる辛さとかを共有できる。

 

話の種になる。これは絶対。しかも、行動力があって、人当たりがいい人物に見られるようになる。

 

まぁだけど、理由として話の種になるから、というのではストーリーがかける。

なんでもいいから目的は別のものを立ててやると良いと思う。

例えば、自分のコミュニケーション能力を試したかったとか、交通費を節約したかったとか。

僕の場合は関西から東京まで行ったが、ザギンでシースーをしたかったからヒッチハイクをした。

 

 

そんなもん。

 

休学する

休学をしよう。

 

といいつつ、結構休学は諸刃の剣だったりする。

もし大企業に入って、エリートコースを歩みたければ、あまり良い方向には作用しないかもしれない。

実際、僕自身も就活の時に休学をした理由をかなり聞かれた。ベンチャー志望の僕でさえ、休学の理由をうまく伝えきれなかったところは落とされた。

大手ならその傾向はますます強くなるだろう。

 

僕が休学をした理由は、一番はモラトリアムだった。

就職する理由がほんとうにわからなかった。4年生になったから就活・就職する、というのでは、合理主義の僕にとっては就活をする理由にならなかった。

 

一方で、そのひねくれた考えから日本で最も強いパスポートである新卒カードを捨てる理由にもならなかった。コストとリターンが明らかに見合ってない。だから、休学をすることで、新卒カードを担保しながら、自分探しを継続できた。

 

休学するとわかるけど、ほとんどフリーターのような生活になる。

人間面白いもので、暇な時間が増えると、自分がしたいことをするようになる。

 

僕の場合がそうだった。休学したからデザイナーになりたいと思えたし、実際そうなってる。

休学してなかったら営業してたんじゃないかなぁ。。しがない社会人になってたかも。

 

日記を書く習慣をつける

筋トレをする習慣をつける

ビジネスリテラシーをつける