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2020年2月1日〜7日。タイ旅行記①

タイ旅行記

2020年2月1日〜7日。タイ旅行記① - SHORTCAT

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2020年2月1日〜7日。タイ旅行記感想まとめ - SHORTCAT

 

 

2020年2月1日〜7日に、友人とふたりでタイに行ってきた。

 

いうまでもないが、結論としては大満足の旅だった。

 

だが、ハプニングが続出し、ただ「見た」「食べた」「経験した」以上の感情や知見を得られたので言語化しておこうと思う。

 

 

なぜ書くのか、と言われると、誰かに見せるわけでもないし、自分がふと見返すことも、それほどないのかもしれない。

 

だけれど、この旅行で確信したことは、移動距離は体験にレバレッジをかけると言うことなので、定期的に海外に向かおうと思う。

その度に、もし体験したことを書いたのであれば、例えば10回目以降の自分がこの記事を見返した時に、もっと旅を楽しめているようになっていることを確信するだろうし、どのように変わったのかがわかるようになる。

2回目以降の自分にとっては、1回目感じたことはどのようなことで、それを元にさらに一歩先の体験を絵に行く、というようなこともできるようになろう。

 

つまり、雪だるまなのだ。これは旅行記に限ったことではない。

人生は割と何でも雪だるま。だからこそ継続できる人は強いのだ。

 

 

1日目-関空にて-

出発当日。

 

冒頭に書いたように、今回のタイ旅行は、ハプニングが続出した。

最初のハプニングは、空港で起こった。

 

空港でハプニングが起こることなんて、相当なおおごとにちがいない。

 

今回も御多分にもれず、おおごとだった。

 

 

離陸の時刻は、8時30分。

 

われわれが空港に着いたのは、7時50分だった。

 

 

 

ハプニング①チェックインに間に合わなかった

というより、一時間前にチェックインを締め切ることすら知らなかった。

 

離陸する30分まえくらいにふらーといけば乗れると思っていた。

だけど、違うみたいだ。

 

空港は融通が聞かない。というより、融通をきかしてしまうと大幅に便が乱れ始める。だからこそ、個人の問題には対処しにくいという構造があるのだろう。

 

 

新たに航空券を書い直す羽目になった。

 

 

現地で使う旅の予算は4万円。

新たな航空券の値段も4万円。

 

つまり、予算を全て出発前に使い果たす羽目になった。

 

 

泣きそうになりながら払った。

 

 

 

だけど、もう起こってしまったことには仕方ない。それをいくら悔やんでも、戻ってはこないのだ。

 

そう思うくらいのメンタルの強さを、培ってきてよかったと本当に思った。

 

なので、空港にあった寿司屋さんに入り、一貫500円の大トロを注文し、4万円の大トロと思って食べた。

おいしかった。口の中でとろけた。とけた。ティッシュみたいだと言いながら友人と二人で無理やり笑った。

 

 

 

・なんとかなる。ではならないことがある。なんとかなるとは、事前に準備をしシミュレーションをこなした上で、オペレーションの問題を「なんとかなる」と不安を弛緩させて最高のパフォーマンスを行うことが「なんとかなる」の本質。

 

2020年2月1日〜7日。タイ旅行記感想まとめ - SHORTCAT

ここに詳しく書いた。

 

・概念がない問題に対しては、対処できない。今回は、チェックインは◯時間前に行う必要がある、なんて、知ってないと対処できない。逆にいうと、知っていると対処ができた。知識は偉大。

 

・ただ、起きた問題に対しては、悔やんでもマジで仕方ない。これは今後もそういう態度で挑もうと思ったが、起きて、もう受け入れるしかないときは、いかに前向きに捉え直すかでしかない。今回の旅でいうと、寿司もそうだし、現地のご飯、体験を全て4万円と捉えることによってことなきを得た。

 

 

1日目-現地到着-

旅の予算を全て新しい航空券の書い直しにて使い果たすという波乱の中、バンコクのドンムンアン空港に到着した。

 

ここでも、ハードシングスが到来した。

 

・自分のiPhoneSIMロック解除ができてなかった

・友人が配車アプリのグラブを使えなかった。

・現地のタクシーにぼったくられる

 

自分のiPhoneSIMロック解除ができてなかった

じぶんはUQモバイルを使っているのだが、UQといえば、SIMフリーのイメージが強い。

半年前に店頭でiPhoneを新しくしたばかり。

当然、自分のiPhoneSIMロック解除されているものだと思っていた。

 

だが、違ったようだ。

SIMロック解除ができていなかった。

 

 

 

SIMロック解除ができてない。

 

 

 

だが、SIMロック解除なんて、ネットで簡単にできる。そうだろ?じゃあハードシングスじゃないよね?

 

いまならそう思う。

 

 

だが、その時のじぶんは、とにかくこの旅のスタートが波乱過ぎたことによる微パニック状態、かつ、そのSIMカードの会社が現地の店舗を構えているのだが、

 

そこに見せて症状を伝えると

「This phone is broken.」

と伝えれた。このスマホ、潰れているよ、と。

 

 

SIMロック解除ができてないよ、と伝えられたのではなく、潰れているよ、と伝えられたのだ。

 

 

めちゃくちゃ間違ってる。だけど、タイの人なんか、マジで適当。クソ適当なんだ。ほとに。

 

そして

「Just a moment.(ちょっと待って)」

と伝えられ、待った。目の前で待った。カウンターを挟んで、店員さんと向かい合いながら。

店員さんは何やらスマートフォンを見ていた。他の観光客のスマホで起きた問題に対処しているのだろうと思った。

 

 

 

 

そのまま、5分待った。

 

 

 

 

 

 

10分待った。

 

 

 

 

 

 

15分待った。

 

 

 

おかしいな、と思って、スマホをのぞいてみた。

 

 

 

すると、猫の動画をみてた。youtubeで。

 

 

 

 

普通にパニックになった。

 

 

 

 

めちゃくちゃタイの洗礼を浴びて、

自分でなんとかするしかないんだな、とつよく思ったほんとに。

 

 

 

根気強く調べてようやくSIMロック解除ができていないことに気づいた。

UQを使ってても、古いiPhone(僕の場合はiPhone7)はSIMロック解除がなされていないことがあるようだ。

 

 

友人が配車アプリのグラブを使えなかった。

友人は一年前にマレーシアに行っていて、そこでグラブの便利さに感動して、タイでも絶対に使おうとめちゃくちゃ押してきた。

 

理由は、決済が簡単、タクシーを捕まえやすい

などなどがあるが、一番は料金が事前にわかる安心がある。

 

この距離なら何バーツくらいだよ、と配車を呼ぶ前にわかるのだ。

 

 

だから今回も使おうとしていたのだが、友人は携帯を1週間まえにかえたばかりで、しかもAUからマイネオにMNPしていた。

そのため、メールアドレスが変わっていたのだ。

 

グラブに登録したのは前のアドレスで、しかもezweb.jpを使っていた。

だから、グラブを使おうとすると、メールアドレスが変わっているため使えず、かつその変更の手続きのメールももちろん使えない。

 

SMSでメッセージを送信する手段もあったが、海外であるからか、届かない。

 

 

友人はグラブが使えず、ぼくはスマホが一切使えない。

 

 

 

次の行動は決まっていて、空港から車で30分ほどのホテルにチェックインすること。

 

とにかくホテルに向かうことにした。

 

 

 

 

 現地のタクシーにぼったくられる

その結果タクシーにぼったくられた。

 

 

ホテルに着きさえすればいいと、手段の良し悪しの判断が付いていなかった僕たちは、タクシーを捕まえた。

 

 

「900バーツだよ」

と言われ、「オッケーオッケー」と伝えると

 

「オッケー??!?WWWW!?!!WWWW!??WWWW

センキューセンキューWWWWWWWWWWWW」

 

と爆笑され、

 

 

あ、ぼったくられた

 

と気づいた。

 

 

日本円にすると、3000円くらい。日本の感覚からすると、そこまで悪くない数字。だが、ここはタイ。タイでのレートに金銭感覚に合わせないと、ぼったくられ続けるのだ。

 

あとで調べると、300~500バーツくらいでいける距離らしかった。

 

大阪-難波をタクシーで移動すると1500円〜2000円くらいだが、それを6000円くらい払わされる感覚だ。

 

 

 

40000円の損失+ぼくスマホ使えない+友達グラブ使えない+ぼったくられる

の四重苦。

 

 

 

貧乏旅の大学生にとっては、本当にきついパンチだった。

 

 

 

失意の車中で

とにかく、落ち込んでるだけでは何もことはすすまない。

今朝の、解決できない課題とは違って、いま直面している課題は解決ができる。

 

 

友達がグラブを使えないのなら、僕がグラブを使えるようになればいい。

僕がSIMロック解除ができてないのなら、SIMロック解除をすればいい。

 

 

それだけのことだった。解決策は見えていた。友人のスマホで、僕のUQモバイルにログインし、SIMロック解除の手続きをすること。

 

 

そして、UQにログインしようとして、パスワードを入力して、間違えて、

 

 

UQ自体がロックされた。

 

 

 

 

涙が一滴、こぼれた。

 

 

 

 

 

あぁ〜〜はやく日本に帰りてぇなぁ!と、強く思った。

 

6泊7日のタイ旅行は、まだ始まったばかり。

 

 

1日目-ホテルに到着-

旅行とは、ストレスや不安から解放されるものであるとするなら、まだぼくたちの旅行は始まっていなかった。

 

 

 

タクシーは、そんなことおかまいなしに進む。

 

30分、涙でくしゃくしゃの顔でタクシーに揺られた。

 

 

ホテルに到着した。

 

ホテルのいいところは、wi-fiがあること。基本的に通信制限が来ない人間なので、普段、「wi-fiがないー!キッー!」と言っている人材への想像力は欠如している。しかし、そんな自分が、「wi-fiがないー!キッー!」と、言った。

 

 

とにかくホテルに着いて、次なる対処法を考えた。

 

 

 

そして、わかったこと。

 

 

 

UQのロック解除は

 

 

 

 

ネットからできる。

 

 

 

 

胸が、高鳴った。

 

 

 

 

ネットで調べて、その手順通り行なった

 

 

 

 

 

 

UQロック解除、成功。

 

 

 

 

そのまま、SIMロック解除の手順も行なった。

 

 

 

SIMロック解除、成功。

 

 

 

 

はやる気持ちを抑えながら、グラブのインストール。

 

 

 

 

グラブのインストール&初期設定、成功。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、タイ旅行が始まった。